新しく着任した移住コンシェルジュを紹介します
2月1日から市の移住コンシェルジュ(地域おこし協力隊)に2人の新しい仲間が加わりました。移住コンシェルジュは、移住相談や各種移住ツアー、SNSを使った情報発信など、本市への移住者を増やす取り組みを行っています。着任した2人に意気込みなどを聞きました。
佐原 悠太(さわら ゆうた) さん(東京都出身)
鹿角市には昨年、農業体験で訪れており、ネギ・ミニトマト・リンゴなどの収穫作業を体験しました。その時に鹿角に来るきっかけとなった鹿角ラボのメンバーや、NPO法人かづのclassy(クラッシィ)のスタッフの方々を通じて知り合いが増え、移住を考えるようになりました。
東京に戻った後、秋田県や鹿角市の認知度が東京ではまだ低いことを実感し、鹿角市の良さをまずは都市部の方々に伝えていくことが重要だと感じました。前職でWEBデザインや動画制作、印刷物のデザインなどをしていたこともあり、そのスキルを生かせるのではないかと考えています。
鹿角市の良さはいろいろありますが、かつて鉱山産業などで労働者を受け入れてきた歴史があるためか、外部から来る人間に対して比較的オープンな気質の方が多く、移住者にとってとても住みやすい、移住しやすい環境だと感じています。
移住コンシェルジュという仕事を通じて鹿角市の魅力を伝えていきながら、新たな鹿角市の魅力についても発掘していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
日髙 明衣(ひだか あい) さん(鹿児島県出身)
初めて鹿角市を訪れたのは昨年9月で、当時5歳だった息子と子育てママ応援移住ツアーに参加しました。ツアー中、鹿角での出会いや出来事を楽しむ我が子の様子を見て「ここなら2人で暮らしていける」と確信し、移住を決意しました。
「鹿角の人々は他人事を自分事のように一緒に考えてくれる」そう先輩移住者から聞いていました。実際に、移住する前からたくさんの鹿角の方々が私たちをサポートしてくれて、心が温かくなることが何度もありました。そして移住後も変わらず、私たち親子に良くしてくださいます。
1月末から息子が入園している保育園の園長先生からは「子どもは宝。子どもが増えることは良いこと、来てくれてありがとう」と声をかけてもらいました。美しい雪景色よりも、伝統的な食べ物よりも、人の心の温かさを感じられることこそが鹿角の一番の魅力であり、これからこの場所で成長していく息子の成長が楽しみです。あなたと、あなたの大切な人や物に目を向けてくれる環境がここにあります。たくさんの方々に移住してもらえるよう尽力します。
佐原さん、日髙さんの自己紹介動画(instagram)
佐原さんが参加した”半農半X”
日髙さんが参加した”暮らし×しごと見学 秋ツアー(Facebook)”